センター試験で何が分かる?変遷とそれ以前を生き証人に聞いてみた

大学入試改革にどうやらわが子が巻きこまれ・・・いやもっと先だけど。

どうなるか分からないイナダさんちです。

2020年の大学入試改革について、親としてはちゃんと考えて先を見据えたいけれども何がどう変わるのかよく分からない?!具体的な詳細よりも重要な方向性は一体何なのか?長期的に見てどういう風に影響するのか考えてみました。

なんだろうね『考える力』とか。わけわかんないよママン。

っていうかセンター試験が変わる変わる言っている割に、私自身センター受けたことないなんちゃって受験生だったんで、センター試験の正しい認識が出来ていないことに気が付きました。

変わるって言われても、元をよく理解していないからね??

何がどう変わるのか、比較もくそも無いぞと。

これは現在のセンターがどうしてこういう形になったのか理解せねばなるまいと思い、センター試験導入の頃の話や、さらにその前の共通一次導入の際の生き証人である我が父に話を聞いてまいりました。

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センター試験は何がわかる試験なのか?やる意味は何なのか?

そもそもです。

センター試験って何さっていう話。

大変申し訳ないのですが、私自身はAO入試で国公立から棚ぼたをいただいたナンチャッテ受験生だったので、センターの生き地獄を知らずにのほほんと一月を過ごしてしまったクチなのです。

こんなことなら受けておけばよかったってか? いや、あの時は何よりも合格をもぎ取ることに必死だったんや(真顔)

閑話休題。

これに関しては元教師である私の両親二人に聞いてみました。

Q1.センター試験では何が測られるの?センターを受けると何が分かって、その結果で大学の二次試験に進むようになるの?

A1.まぁ基礎学力かな

だ、そうです。

30数年高校で教鞭をとっていた元ベテラン教員の言なので、まず間違いないであろうと思います。

そう、センター試験は国公立で言えば一次試験に当たる、要は基礎学力を計測する機会

Q2.ん? じゃあ応用力はどこで計られるの?

A2.応用力は二次試験で、それぞれの大学ごとに特色ある個別試験で試されることになるね

だ、そうです。

うん、まぁ予想はしていた。

二次試験は応用的なところを見られるわけですね。

しかも大学ごとに求められる応用先は違うわけで、そのカラーの違いが問題として現れるんだなという。

なるほど納得です。

センター試験は基礎学力を、二次試験は応用力を

こういう二段階構成で大学は受験生を試し、その中から大学に合うであろう人を選びぬいているわけですね。

※入試の出題傾向は意外とその大学のカラー(アドミッションポリシー?)を反映していることが多い気がするので、点数が取りやすい=あった大学っていう風にどこかで耳にしたことが・・・ウソかホントか知りませんが。確かそういう傾向は無きにしも非ずだと思う。明確ではないものの。

(で、本論である『大学入試改革』は、この一次試験の時点で応用力や思考力をねじ込もうとしているって理解をしています。意味あるのかなぁ?・・・というのはまた別の記事にて)

センター試験の歴史を生き証人に聞いてみた

しかしながら、センター試験ってどうして今の形になったんですかね?

ちなみに私はセンターにリスニングが導入された二回の学年になります。

おおよそ、旧石器時代ぐらいの話です。

当時は混乱もありましたが、今では定着していますね。

というか、センター試験に一体何があって今の形に落ち着いたのよ?って、今だから思えるんでしょうか。

正直、何でマークシートなのかとか、どうして途中からリスニングが入ったのかとか、よく分からなかったんですよね。

だからこれについても、私の両親が教員として在職している間はほとんどセンター試験だったので聞いてみたんです。

ざっとその歴史を数字で見てみると(すいません年度ではなく年です)

1988年 試行テスト実施
1990年 大学共通一次試験から名称を変えて第一階大学入試センター試験を実施(参加人数43万人)
1997年 学習指導要領の改訂に伴い、試験内容を一部改訂
2000年 学力低下を懸念した国立大学協会が、5教科6科目から5教科7科目を課すことを提言し、ほとんどの国公立大学がこれに従う
2006年 学習指導要領の改訂に伴い、試験内容を一部改訂 ここから英語ににリスニングが導入される
2015年 学習指導要領の改訂に伴い、試験内容を一部改訂
2016年 学習指導要領の改訂に伴い、試験内容を一部改訂
2018年 平成30年度の受験者数58万人越え
2020年 2019年度のセンター試験が最終実施(予定)

学習指導要領の改訂に伴いryというのがたくさんありますが、簡単に言うと、選択科目が増えたり減ったり統合分割したり、範囲が変わったりというのが意外と繰り返されているんですね。

あと外国語の種類が増えたり理科総合が増えた時もありました。

案外マイナーチェンジを繰り返してきたんだなというのがよく分かります。

だから現時点で完璧な形・最終形態に至った、というわけではなく、その時々の政権やら情勢に応じて改定された学習指導要領に則った試験が作られてきたわけです。

しかしながら一貫していることはマーク式の採点方法が取られているという点、それから内容は学習指導要領に記載がある範囲内だけという点です。

ここだけは最初っから完成していたと言ってもいいと思います。

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そしてこの2点がどうして外せなかったのかというと、やはり受験者数が桁違いであること、そして最初に言ったセンター試験を受けることで試されるのが基礎学力であるということが理由だと考えられるわけです。

途中でリスニングが入ってきたり、受験者数がこの30年で15万人も増えたり、色々あったけど大事なところだけは変わらなかったんですね。

って言うかセンター導入してからすでに30年も経ってるんだ。すごいな。

センター入試以前って、じゃあどうやって大学は入試をやっていたんでしょうか?

センター試験以前はどうやって大学入試をしていたのか生き証人に再度聞いてみた

センター試験以前はどういう試験形態だったのかというのは、グーグル先生に聞けば一発で出てくるんですが、あえてここで言うならば『大学共通第1次学力試験』というものが行われていました。

年代でいうと、1979~1989年の10年間です。

センターの30年の歴史に比べると少々短い気もします。

どうして共通一次が導入されたのか、そしてなんでたった10年でセンターに変わってしまったのか?

実は私の父が共通一次の第一回の年の高校三年生なんです。

だいたい恐竜が闊歩していた時代の話ですね。まさに生き証人。

なので聞いてみました。

Q3.当時、高校生目線的には何があったのさ?

A3.よくわからんけど、一次が万事って言われて、とにかく共通一次の対策ばっかりやってたよ~国公立の人だけだけどね

ほほう・・・。

どういうことだ(困惑)

分からんので色々と調べたり父に聞き取りをしてみたところ、経緯を簡単に説明するとこういうお話らしいです。

《多分こうだったんじゃないか劇場》(チコちゃん大好き)

1979年以前は各大学が個別に入学試験を行っていた

(★ここは予想なので今は省略)

奇問・難問・重箱の隅をつつくような問題が増加  ※これはWikiにも書いてある

試験を見直した方がいいのでは?オーソドックスな問題を出そう!

共通一次試験を導入(この時点からマーク式導入)

こういう流れらしいんですね。公には。

え、この★に何が入るの?って言うと、ココからはもう私と父の単なる予想というか妄想の域を出ないので信憑性はあんまりないんですが

当時は国公立大学は年間学費14万円台、国公立めっちゃ人気。国公立と私立大学の格差は増大

私立大学の上位校でも、受験してくる国公立志望の受験生に差を付けるのが難しい

奇問・難問・重箱の隅をつつくような問題が増加?

っていう感じだったのではないかと。

実際、共通一次が導入する以前は国公立大学はほぼすべての教科を試験で課してくるので、勉強が追い付かない!って最初っから諦めてしまう人もかなり多かったのだとか。

しかも当時は私立大学のレベルもあまり高くなく、国公立・六大学ぐらいしか入る意味ないと言っている高校生も多かったのだとか。(ちなみにこの数年前にようやく学生運動が沈静化しているのでその影響もあるのかも?)

そのため国公立を狙う受験生にとっては私立の問題は簡単すぎて、点数で差を付けるのが難しくなった?んでしょうか(ここが一番分からない予想の部分)

そして難問・奇問が増加→これは受験地獄ではないかとの声が上がった。(実際、東大・京大などでは難問奇問ではなく難しいけれども良問が多かったとのこと)

そこで難問奇問を無くすために、共通一次を作った・・・はずなのに、共通一次を利用できるのは国公立のみ!!

意味ねぇ!!!

ってなったかどうかは分かりませんが(しかし難問奇問を完全に廃することができなかったという話もあるのであながち間違いではないかもしれない)、結局私大が参入してくることになります。

そのため共通一次はたった10年でセンター試験に切り替わり、そこから私大が参入することになって行ったっていうお話。

ちなみにセンターになり、私大が参入するようになってからの方が、問題傾向は簡単になっている気がすると。

今でこそ国公立と私大の差が詰まって来ていますが、当時はまだ歴然とした差があったため、私大がセンターを利用するには問題を簡単にしなければならなかったという背景もあったのかもしれません。

最後に

まぁこんな感じで、今まで30年間にわたって行われてきたセンター試験がまた大きく変わろうとしていますよって話なんですが。

こうしてみてみると、今回の変更は名前が大きく変わったり出題傾向が変わることが大きく取り上げられているので劇的変化に見えますが、実際には学習指導要領の変化に対応するための改訂と似ているところがある気がします。

少なくとも共通一次からセンターに変わった時の、システム的な大きな変化よりは小さい気がします。

まぁとはいえ、変化の中では比較的大きい方ですね。

実際にの大学入試改革で2020年にどう転ぶかは分かりませんが、その行方は注意深く見守っていないといけないかなと思います。

でも、共通一次が10年、センター試験が30年、次の大学入学共通テストは何年もつでしょうか?

うちの子がストレートに大学受験にたどり着くの2037年なんですけど・・・・苦笑

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